三滝川を勝手に語る 第二話
kaz13`s my soul river三滝川 場所は...
三重県北勢 鈴鹿7mountain主峰:御在所岳を源流とし、菰野町⇒四日市市
そして伊勢湾へと流れ込む一級河川にあります。
特徴的なのは平野部に差し掛かった途端、地下水脈となり枯(かれ)川呈する点。
原因は取水のため..長年思い込んでいましたが農閑期でも枯れる..これ如何に??
Maybe 浸み込み易い地層の裂け目がそこにあるのかも知れない...
その水は「マンボ」=横井戸から再び現れ 清涼な智積(ちしゃく)用水へと導かれる。
それ故 海から隔絶され 各支流群との交流も 極めて至難な環境に置かれています。
その他に夥しく乱立する公共事業の遺構...無用に川を掻き廻し 洪水時 儚(はかな)くも
用を為さぬ砂防堰堤... 様々な要因が 三滝川を分断している現状があります。
そんな環境の中でも 逞しく生きるアマゴたち...
実は先記 『菰野豪雨』羅災するも 絶滅すること無く、細々生き長らえ 安息を待ち
自然増殖繰り返すアマゴたち... 畏敬の念、持たざるをえぬkaz13にありました。
三滝川支流☆LS谷佇むkaz13...
一言 『三滝川』言うても、様々な支流群が派生する
下流にて まずUM谷が分岐し、その後LS・MK谷と源を分かつ。
他方FK・FD谷... そして名も無い細谷 夥しく幾重にも合わさり本流へと下る
ここLS谷で釣れたアマゴ..
北斜面、南東へ流れ下るLS谷...
ボヤンとした草薙色ボディ 主点少なに陰気な雰囲気醸し出す But 尾鰭の朱色..綺麗なり^^
此処はFD谷から分岐した支細流...
それでも こんな立派なアマゴ棲む!! 絵に描いたがごとく正統派..アマゴの出で立ち
儚(はかな)げなパーマーク..控えめな主点..お鰭(ヒレ)の紅(くれない)..
見惚れる造形にあります
・・・まぁ 見て下され (~_~;)
黄色い各ヒレを挿し置く 異様にデカく 滲(にじ)んだ主点...
上記 他支流のアマゴとは 『亜種??』見違えるほど奇異な印象にあります...
このFK谷で釣れたアマゴは 押し並べて主点がデカく鮮明な特徴を持つ
本谷 最も菰野豪雨の被害甚大!!
両袖 抉(えぐ)られ、巨石移動甚だしく 以前 渓谷の面影皆無にあります。
谷筋覆う木陰消え 明るさ際立つ南垂れな谷...
【考察】
岩魚は本州だけでもニッコウ・ヤマト・ゴギと亜種居るも アマゴは単種...これ如何に?
当然 学術的鱗(ウロコ)数等 裏付けあれど 上記の写真...各沢アマゴの相違はなぜに?
アマゴ稚魚自主放流活動..今年で3年『かもしか.ネット』
当初 このような亜種的各沢特性が馬瀬川産☆発眼卵導入を起因とし生態系崩壊に
繋がるやの懸念...ありました。
ところが実際は 岐阜県産:余所者アマゴを稚魚として放流し続けていても
FKにゃFK...UMにゃUMアマゴの特徴発現される ...生態的安堵と共に
深い疑問呈すkaz13...(~_~;)
餌の相違は大同小異であり、気候的差違も少ない。
想像するに岩から出るイオンもしくは放射線が 各河川特有の色にアマゴたちを
染めているのではないでしょうか...
渓谷で ひとり眼を閉じ 瞑想に耽(ふけ)ることがあります。
自然との一体感に身を置くと、それぞれ川の違った匂いがある事に気が付きます。
すべての支流が違ったオーラを醸し出す...そんな気がしてならないのでありました。
次回は 各支流ごとピックUPし具体的執筆を進めていきます
ご精読ありがとうございました!(^^)!
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